広さと動きやすさを意識する!?快適で便利な生活を手に入れるために
生活で感じる不便の原因として多いのが狭さ
家というのは住んでからわかることが数多くあります。どんなに住宅設計を入念に行っても、住んでから気づく問題は必ず出てきます。ひとつ言えるのは生活における不便の多くは、狭さが原因で起こっていることです。出勤前の時間帯は家族が出揃うので、家が狭く感じるという家庭は多いでしょう。人が多くなれば人同士が交差する場面が増え、通路が狭ければ一方が待つという状況になる場合があります。室内に十分すぎる広さがあれば、交差をするときにストレスを感じることはないでしょう。間取りや動線の失敗は狭さが関係していることが多いので、まずは家造りをする前に広めの土地を用意する、室内にモノを置きすぎない、必要十分な収納を確保する、などを意識してみてください。
スムーズな動きを意識すればうまくいく
間取りや動線が悪いと、我慢を強いられる生活が待っています。些細な不便であっても積み重なると大きな不便とストレスを生んでしまいます。間取りはあとから工夫して改善させられる部分がありますが、住宅設計に絡んだ部分に関しては建築前にシミュレーションをして詰めていくしかありません。快適な生活を実現するには、動きのムダをなくすことがポイントです。家のなかで歩く距離など微々たるものと考えるかもしれませんが、家事だけで1km以上歩いている人は少なくありません。家事動線を最適化させれば、移動距離を短縮できるわけです。ムダな動きをしない間取りや動線にすることで、生活における疲労やストレスも回避できるのです。
3000万の家とは土地+建物の合計が3000万という意味なので、例えば地価が高い首都圏だと貧相なペンシルハウスになりますが、少しでも郊外に出れば4LDK程度のファミリーでも十分住める家が建てられることもあります。