家具と家電は間取りと動線に影響する!?寸法と配置場所を考えよう
家具と家電は寸法計測をしてから購入を
間取りと動線は部屋の広さや形状で決まると思われがちですが、実際にはさまざまな要素が絡んでいます。例えば家具と家電選びを誤るだけで、使いにくい部屋になってしまう可能性があるのです。家具と家電を選ぶときは、事前に必ず寸法計測をしておきましょう。いざ購入して部屋に設置しようと思ったら、サイズが大きすぎて設定できなかったという事例は意外と多いです。
ガスコンロとキッチンが近すぎる場合は、キッチンが熱くなる可能性があります。スペースに余裕がない状態で無理に設備を設置すると、ときに危険を招くこともあるのです。セミオーダーメイド住宅の場合は、フルオーダーメイド住宅の場合と比べて間取りや動線のミスが発生しにくいです。
住んでから問題に気づいた場合の対処法
いざ完成した家に住んでから、いろいろな不便を実感するというケースはよくあります。細かい不便に関しては、住宅設計の段階で完璧に把握するのが困難です。住んでから気づく不便は思いのほか多いので、その場合はそのつど対応しましょう。
例えば寝室が明るすぎるのであれば、通常のカーテンを遮光カーテンに変えるのがおすすめです。部屋に圧迫感があるのであれば、家具や家電を背の低いタイプに変えてみましょう。通気性が悪いのであれば窓を増やしたり、より高度な換気システムに変更したりするなどの対策が必要です。通気性向上のために本格的なリフォームができない場合は、サーキュレーターや空気清浄機、エアコンなどを活用して空気の循環をよくする対策がおすすめです。
二世帯住宅とは二つの世帯が住むことを前提に造られている住宅のことです。自治体によって違いますが、各世帯ごと独立した構造となっていること、生活に必要な設備が各世帯にあるかなど条件があります。