プライバシーはなぜ大切なのか!?私的空間を維持するために
間取りとプライバシーには相互関係が
プライバシーのない家は何かと疲れてしまうでしょう。快適に暮らすためには私的空間を用意することがポイントになります。自分の部屋がなく、くつろぐときはリビングを使うという人は、プライバシーを十分に確保するのが難しくなります。またテレビを見るにしても、他の家族がすでに視聴しているとチャンネルの取り合いになりかねません。
プライバシーを守るためには、それを実現できる間取りにする必要があります。これは自分の部屋だけでなく、家族全員が使用する共用の部屋にも言えることです。玄関に宅配便スタッフの人がきたとき、リビングが丸見えになるのは困るという人は多いでしょう。ほかにも窓が大きくて数も多いとなれば、外から見られているようで嫌という人もいます。プライバシーを守ることは、ストレスなく暮らすための基本でもあります。
プライバシーのない住宅の弊害とは
玄関から洗面所や脱衣所が見えてしまうといった間取りは、プライバシーが十分ではありません。メイクをしたり服を脱いだりするなど、私的な場面は人に見られたくないでしょう。注文住宅を建てるときは、他の家族や客人などから室内がどう見えているのか考えたうえで間取りを詰める必要があります。
家造りの設計では間取り図を活用して間取りを詰めていきますが、それに加えて立体的なイメージもしておきましょう。平面の間取り図だけでは、実生活をしているシーンのイメージが難しいからです。住宅展示場を見学するなどして、周囲からの見え方を考えつつ間取りを調整していくのがおすすめです。
平屋住宅には様々なメリットが存在しています。代表的なメリットとして挙げられるのは、構造が安定しているのでメンテナンスがしやすいことです。