便利な生活に直結する条件!?生活動線は徹底的にこだわろう
暮らしにおけるムダを解消するために
快適な暮らしを実現するためには、ストレスを回避することがポイントです。そのためには生活動線の利便性を高め、不便が出ないように工夫する必要があります。賃貸だと住み替えできますが、持ち家となれば安易に建て替えなどできません。小さな不便であっても、それが毎日続くとなれば大きな不満につながる可能性があります。キッチンと子ども部屋が離れていれば、子どもの様子を見に行くときに面倒が生じるでしょう。バリアフリーで風通しのよい空間にすれば、子どもやペットの様子を確認しやすく、異変があったときに素早く対応できます。家事をよくする主婦や主夫なら、家事動線にこだわりましょう。移動距離を短縮させることが、家事を快適にすることにつながるのです。
生活動線は利便性を意識して設計を
注文住宅の設計は簡単ではなく、プロの設計士でなければ難しい現実があります。一方でプロに丸投げしてしまうと、自分たちのこだわりや好みを反映させられなくなる可能性があります。そのため生活動線を決めるときは、素人目線とプロ目線の両方から詰めていく必要があるわけです。便利な生活を実現するには、室内での人の動きを線で把握しておく必要があります。間取り図に線を書き込んでいけば、理想的な動線が見えてくるでしょう。ここで大切なのは自分ひとりではなく、家族全員の線を考えてみることです。食事づくりや歯磨き、洗顔などをスムーズに行えるかどうかチェックしてみましょう。通勤前などの混雑する時間帯をいかに不便なく過ごせるかが重要なポイントになります。
2000万の家であっても中古であれば、ある程度の広さを確保することができます。築年数や家の状態によっては、掘り出し物が見つかる可能性があるのです。